技術士試験対策|合格者が試験を振り返りから対策・攻略法を考えます その1

技術士への道
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現在、ツイッターで技術士に関して様々な形でつぶやいてます。

#技術士勉強振り返り

ふと思いついたら振り返っているところです(不定期)。

この記事では、定期的に振り返りながらツイートでは伝えられないことを書きたいと思います。

ツイッターだと時間が過ぎてしまうと検索しにくいことがあると思いますので、記事にして残したいと思います。

 

ダイ@技術士化学部門(@sawamura2004)さん / Twitter

 

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キーワード集

新旧用語

 

キーワード学習についてです。

その勉強方法は、白書や政府情報から最近のトレンドを集めるのが基本ではないかと思います。

実はそれだけでは片手落ちの可能性があります。

技術士試験ではあくまで技術士法「国民経済の発展」と「科学技術の向上」に基づく社会課題が問題として出題されると考えられます。

昔から社会課題となっているキーワードが最近のトレンドで抜けている場合はそれを確実に理解しておく必要があります。

私が受けたときは「安心安全安定」「宇宙産業」「技術継承」「エコマテリアル」とまさに新旧キーワードが集まったと言えます。

特に技術継承、安心安全安定は部門&時期に問わない社会課題ではないでしょうか。

 

それ以外にも製造の生産性、グローバリゼーション、二酸化炭素排出、IT化…

これらのキーワードは働き方改革、国内人口減少、カーボンニュートラル、DXと表現や内容は多少変化していますが、本質的な社会課題は大きく変わっていないと考えてますので、新旧キーワードをしっかり整理しましょう。

 

他部門を参考

 

 

以下は、令和2年の問題です。

Ⅲ-2

無機化学及びセラミックスの化学産業分野を含め、その技術活動においてノウハウの蓄積と伝承が行われている。このノウハウの蓄積と伝承は、化学産業の発展に不可欠かつ重要である。

引用:日本技術士会HP 過去問題

以下は、機械部門の過去問題です。

Ⅲー2

近年、抱負な経験及びノウハウを有する技術者の高齢化が進む一方で、後継者不足や生産拠点の海外移転に伴う人材空洞化等により、我が国のものづくりに関わる高度な研究・開発や設計・製造に関する技術を継承することが困難になっている。そこで、先人のノウハウや知識を継続的に継承して、技術力を維持・工場する仕組みの構築が求められている。

引用:日本技術士会HP 過去問題

 

設問は割愛しておりますが、この問題で共通しているキーワードとしては「技術伝承」ではないでしょうか。

私は、最初に化学部門のキーワードを集めた後に他部門のキーワードを集めて整理しました。

専門用語は無視してもよいですが、技術的に共通用語と判断できればキーワードとして整理してもよいはずです。

技術継承は化学部門では過去問にありませんでしたが、機械部門でキーワードを抽出したおかげで整理していました。

もちろん、試験本番ではこれを回答して合格することが出来ました。

 

余談ですが、今トレンドキーワードのひとつであるSDGsも特定した目標に対しての該当部門の課題を挙げるケースもあれば、目標を特定していないケースもあります。

 

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手書き

 

基本的にほとんどが手書きで勉強しました。

現在の生活ではほとんどがパソコン作業であることから、5時間半も手書きするということを経験している人はほとんどいないはずです。

そのため、日ごろの勉強では手書きによる勉強を繰り返し行ってました。

また繰り返すことで脳みそに「この課題に対してはこんなことを書いている」と記憶させます。

それによって本番当日に思い出しやすく(引き出しを容易に取り出しやすくする)ことが出来ます。

 

記憶力や情報量は手書きの方がよいというデータや論文結果もあることから、手書きによる学習は効果的だと考えてます。

 

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模擬試験の重要性

 

モチベーション向上、現在位置の把握、文章作成スピードなど得られるものは大きいと思います。

私のように転機になる方も多いのではないでしょうか。

 

声に出す

 

 

回答を作成したら、振り返る時に声に出してみます。

プレゼン風に話してみます。

そうすると違和感を感じるかもしれません。

そこがブラッシュアップできるポイントです。

回答用紙3枚をコンサルタントとしての提案書と考えれば、それを相手に自分の言葉で伝える必要があります。

目視で眺めながら振り返るより効果はあると思います。

 

本番ではできませんが・・・

 

試験官と共感する

 

抽象的な表現ですが、現状を整理する、目標を設定する、ギャップが何か考える、課題(障害物)が何かを明確にすることが手法のひとつだと考えてます。

最後に

定期的にツイッターでつぶやくので都度振り返りながら補足や事例を追加していきます。

また皆さんのつぶやきで参考になるものがあればそれも紹介して自分はどうだったか振り返ってみたいと思います。

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