技術士二次試験対策|口頭試験で落ちる人は決まっている?落ちる人の特徴3つを説明

技術士への道
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技術士試験における口頭試験の合格率は、90%程度です。

この数字だけを見ると「たいした準備しなくても合格できる」、「ほとんど勉強しなくてもよい」、「適当にやっても大丈夫」と思う人が多いかもしれません。

しかし、10%の方が不合格であるということもまた事実です。

当たり前ですが、まったく勉強せずに合格できる試験はほとんど存在しません。口頭試験も例外ではなく、程度にもよりますが「準備」は必要です。

この記事ではその準備をする上で合格する人、不合格になる人について整理したいと思います。

口頭試験の模擬練習も承っておりますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

技術士二次試験口頭試験の模擬練習します 令和式口頭試験の準備をご支援します

 

 

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はじめに

不合格になる人も一定数いるものの、「やるべきこと」「やってはいけないこと」を理解していれば、合格への道はかなり近づくと考えられます。

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準備不足

しっかりと準備をしてから臨みましょう

口頭試験には練習、準備が必須です。そして、言いたいことを確実に伝える能力が必要です。

20分の試験でコンピテンシーを問う質問はひとつに対して、1~2程度。それに対して、ひとつでも答えらないとそれだけで加点になりません。

「分かりません」「調べます」という回答がないように、事前の準備が必要です。

準備することで、少なくとも「分かりません」という回答はゼロにしましょう!

 

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受験申込書の不備や誤記

4月に申し込みした書類に不備や誤記があると不合格になる可能性があります。

  • そもそも業務経歴の詳細と受験する部門や科目が一致していない
  • コンピテンシーを満たしていない、技術士にふさわしい業務経歴の詳細になっていない(業務報告になっている)

科目の選択を間違えることは少ないかもしれませんが、部門が異なることはよくあります。

特に受験する複数ある方は注意が必要です。業務経歴を自分が受ける部門向けに書くことができているか、事前に確認しておきましょう。

2つ目に関しては、コンピテンシーの質問前に記載内容について質問される可能性があります。

その場合はその説明をしなければいけないので、時間の無駄になり加点になりません。

口頭試験当日に補足説明や前提説明をしたうえで臨むことが必要です。

政策や技術の批判及び試験官との口論

会話の中で試験官とつい口論になってしまうことがあるかもしれませんが、これは非常に心象が悪くなるので、必ず避けましょう

個人的にはこれも準備が出来ていれば、対応できると考えています。

  • いじわるな質問に対して、感情的に回答(むしろ反論)してしまう
  • 技術や政策についての質問に対して、否定的な回答する
  • 技術者倫理要領に反する回答

上位のようなパターンはよく聞く話ですが、特に1つ目は必ず想定されると考えるべきです。

質問内容を事前に想定し、それに対する回答までが用意されていれば、当日慌てることはありません。追加質問が必ずあるという準備ができれば問題ないはずです。

私の場合、実際の試験では20問弱の程度の質問がありました。
1問だけは念のため、「今の質問は〇〇に関しての回答でしょうか」と聞きましたが、これは的外れな回答を避けることと、時間を少し稼ぐのが狙いです。

何回も聞くことはNGですが、1〜2回程度であれば、質問の意図は聞いてもいいと思います。

話下手でも大丈夫?

結論から言うと「問題ない」です。

私も決してうまく話せるほうではありません。それでも口頭試験を乗り越えることができたのは、繰り返しになりますが、「準備をしていたから」です。

準備することで思っていることを順序立てて話すことができたと思います。解答の丸暗記することについては賛否があるかもしれませんが、話すことが苦手、話下手の人は暗記するぐらいまで準備してもいいかもしれません。

「分かりません」という解答よりは全くましですから。

また、私が当時意識していたことは、「口頭試験は合格の確認程度なんだという気持ちで向かうこと」です。
試験官は落とすつもりで質問はしていませんので、それぐらいの思いをもって臨むと緊張感なく答えることができますよ。

まとめ

不合格になる人の特徴や、当日やってはいけないこと

  • 明らかな準備不足
  • 受験申込書の不備や誤記
  • 政策や技術の批判及び試験官との口論

 

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