このカテゴリでは作業環境測定士についての資格挑戦を書いてきました。
前回までに攻略方法や合格について記載しました。
合格したので基本は終わりなのですが、最後に今後について書きます。
はじめに
これまで5回にわたり記事を書いてきました。
検討編
内容編
攻略編
振り返り編
第1種編
それ以外に書けなかったことを書きたいと思います。
(一部重複します)
ベースとなる知識
化学(特に有機系)
有害物質の分析をすることから、ベンゼン、ホルムアルデヒド、ヘキサンなど化学物質(特に有機系)の名前が頻繁に出ます。
全てを勉強する必要はないと思いますが、最低レベルの勉強が必要です。
私は化学系出身の大学を卒業しているのでまったく勉強してませんが、それ以外の方は多少の勉強は必要かもしれません。
労働衛生
労働衛生に関する一般的な知識が必要です。
シンプルに衛生管理者の受験対策本がよいと思います。
勉強方法にも少しその理由を記載します。
用意するもの
筆記用具関連
筆記用具は技術士と異なり、制約はほとんどありません。
シャーペン、消しゴム、電卓(関数電卓以外)があれば十分です。
過去問
以下の本があれば十分かと思います。
必要であれば、さらに過去を振り返るのもありですが、法改定もあるので注意が必要です。
勉強方法
簡単ですが、勉強方法を書きます。
暗記する
これ以上の説明はありません(笑)
前回の記事でも書きましたが、パターンを理解できれば、暗記だけで合格できる資格です。
衛生管理者の試験を受ける
両方の資格を持っている私の印象ですが、以下の感じです。
試験範囲:衛生管理者>作業環境測定士
試験内容(深さ?):衛生管理者<作業環境測定士
衛生管理者を持っていれば、何となく作業環境測定士の一部の内容を理解できます。
衛生管理者も受験資格は必要ですが、比較的容易なので多くの方が持っていると思います。
ノートを作る
実際に勉強ノートを作成することも多少ですが大事です。
当日に過去問見るのは疲れるのでポイントを書いたノートを書くのは最後のチェックで役立ちます。
今後(第2章へ)
実はこれで終わりではありません。
作業環境測定士には第1種、第2種とあります。
私は第2種を取得しました。
基本的には未登録の状態です。
最初はこれで終わりだとおもったのですが、労働衛生コンサルタントを受ける上では第1種を受けた方がよいというアドバイスを受けました。
労働衛生コンサルタントでも試験内容は重複します。
更にいうと口頭試験で作業環境測定士に関する質問もあるということです。
第1種は選択することになりますが、内容を見て検討したいと思います。
まとめ
・作業環境測定士の受験に必要な知識は「化学」「労働衛生」
・勉強方法は可能なら暗記のみ、必要に応じて勉強する
・第2種を取ったので今後は第1種を取得する予定(検討中)