筆記試験の対策として、頻出のキーワードを整理することは非常に重要です。もちろん、当日にそのものずばりの問題がでることはないですが、類似した問題は出るはずです。
その意味では、いかに「引き出し」を用意して、小出しに「合わせ技」で使えるかが重要でしょう。
選択Ⅱー1ですが、過去は4問中2問回答するものでしたが、令和元年から4問中1問に答える形式に変わりました。配点が小さい点、選択肢が多いという点から、最低限のキーワードを覚えて置く程度でよいと思います。
この記事では、過去に出題されたキーワードを中心に、必ず事前に整理しておきたいキーワードをまとめたいと思います。
はじめに
最低限と書いたものの、過去問から整理するとかなりの情報になってしまったため、今回はキーワードのみを記載したいと思います。
それぞれのキーワードで、原理、概要、課題、応用程度を300~400文字程度に整理すればよいと思います。(内容の整理は皆さまでお願いいたします。)
キーワード
化学
- イオン液体
- イオン結合
- 液相炭化
- 過数と電気的特性
- 共有結合
- 金属結合
- 水素結合
- 導電機構
- ファンデルワールス力
- 固相炭化
材料
- LED
- SOFC
- 耐火れんが
- 圧電素子
- 太陽電池
- エンジニアセラミックス
- カーボンナノチューブ
- 可視光応答型光触媒
- 化合物半導体
- 電池
- ガラスセラミックス
- 強化ガラス
- 合成ハイドロキシアパタイト
- コンクリート
- 酸素センサー
- セラミックス吸着剤
- セラミックスファイバー
- 炭素繊維
- 単結晶
- 電気二重層キャパシタ
- 伝統的セラミックス
- ファインセラミックス
- ナトリウム硫黄電池
- ナノマテリアル
- ナノ粒子材料
- 二酸化チタン
- バイオセラミックス
- バイオミネラル
- フラットパネルディスプレー
- 不定形耐火物
- 無機イオン液体
- リチウムイオン電池
製法
- CVD
- アンモニア合成&分解
- 気中加熱
- 工業電解プロセス
- 真空乾燥
- 水素製造
- 凍結乾燥
- ドクターブレード
- 熱風乾燥
- 溶融技術
分析
- X線光電子分光分析
- オージェ電子分光分析
- 蛍光X線分析、原子吸光分析
- 赤外分光分析
- 走査型プローブ顕微鏡分析
- 電解放出走査電子顕微鏡
- 二次イオン試料分析
- 誘導結合プラズマ質量分析法
- ラマン分光分析
注意点
分析関連は比較的回答しやすい設問で、多くの人が回答するため、差別化がしにくいです。
配点は少ないですが、高得点を狙うなら分析関連以外の設問で回答した方がよいかもしれません。
整理した情報は音声化して覚えよう
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以前の記事では、音声化して効率的に覚える勉強法をご紹介しました。
Ⅱー1は最低限の情報と勉強量にして、他の項目の対策に集中していくことが重要だと思います。
まとめ
- 4問中1問回答するため、余裕があれば難しい問題に着手する
- 回答は設問通り回答すること
- 図を入れることで差別化することも手法のひとつ